文化祭企画作品集2−詳細記事003
〜1年6組〜爪楊枝点描画「タイタニック」

もともと、6組では折り鶴による点描画と(折り紙の)風船による点描画の2班に分かれて展示の作業が始まりました。文化祭もあと10日という時期になってから第3の展示物として浮上してきた企画がこの爪楊枝点描画でした。残り少ない日数の中で作業は始まりました。
主な作業場所は家庭科総合実習室。ホームルームと放課後を使って毎日作業は続きました。意外と大変だったのは、爪楊枝の着色作業でした。ポスターカラーを使いましたが、乾いたときに楊枝同士がくっついてしまうので、これを1本1本バラバラにする作業に5日間程要しました。ようやく下準備が終わり、いよいよ発泡スチロールへ突き刺す作業に入りました。クラスのみんなで必死に作業していると、教頭先生をはじめ数人の先生がやってきて、ちょっと手伝ってくださいました。(まあ、ちょっとだったけど・・・・)

全員で手分けしてすすめた作業も文化祭前夜に完成。見学者の注目を集めたことは言うまでもありません。もちろん、文化祭の最優秀作品に選ばれました。

担任も含め6組の生徒が得意気にお客さんを案内している様子が1日中続いたことは言うまでもありません。

元にした画像の大きさは180×180(ピクセル)で、楊枝は1cm間隔に並べました。
使用色は11色。爪楊枝は32400本使用。
(爪楊枝点描画の発案第一作発表は1996年 大阪府立北淀高等学校32期3年4組です)
今年の流行を取り入れたこの企画は、同じ日に文化祭を開催した千葉県の市原緑高校との2部作となっています。