福島県喜多方市立塩川中学校文化祭「蒼煌祭」作品
★うちらの蒼煌祭だべ!?★〜50年の時を経て 新たな1ページを〜

ビッグアート係は、原画のアイディアを練りに練りました。
制作の時間は限られています。「その中でできる最高のものを!」「サイズよりも思いのこもった内容の濃い作品を!」原画係は、夏休み返上で準備を進めてきました。
制作時間は、2時間ずつの2回。生徒一人あたり25cm×30cmの台紙を2枚仕上げるのがノルマです。地域の方と、ともに作り上げるビッグアートも今年で4回目を迎えました。保護者の方々はもちろん、市役所の方、教育委員会の方、チラシの呼びかけに応じてくださった方々、デイサービスの方、地域の美術協会の方、さらに今年は、創立50周年実行委員会の方々にも参加していただきました。参加者数は今までの中で最多、しかも、何年も連続で参加してくださる方々もいらっしゃいました。
全校生徒 317名
全職員 30名
保護者・地域の方・出張ビッグアート参加者 314名
総人数 661名で作り上げたビッグアートです。
今回のビッグアートは、『50年の時を経て』のテーマに基づき、塩川中学校第1回卒業生でもあり、現・塩川中学校同窓会長と、現在の塩川中学校の生徒会長が塩川中学校という伝統でつながった「その時」を中心に配しました。背景には、初代から現在までの校舎を描きました。また、『新たな1ページ』を作っていく私たちの姿として、部活動に取り組む3年生の姿を、写真によるコラージュで表現しました。
1008枚のビッグアートの描片(かけら)が、一つの作品としてその姿を見せると、会場からは大きな拍手と歓声が起こりました。
今年、ビッグアート制作の中心となった係長は、1年の時から3年間ビッグアート係として取り組んできた生徒です。「みんなで作り上げよう」その思いが、今年のビッグアートを例年以上の作品にしてくれたことは言うまでもありません。
蒼煌祭当日、係長がみんなの前で叫んだ「ありがとうございました!」の大きな声は、今ここにいる私たちの心に響いただけでなく、50年の時の流れの中で、蒼く煌めく塩中の伝統として刻まれたのではないでしょうか・・・。
制作に携わってくださった多くの方々に、心から感謝しています。