千葉県立佐原高等学校文化祭「星輝祭」作品
★星輝祭～テーマは愛★
佐原高校では創立１００周年という記念の年に当たる2000年度文化祭で、素晴らしいモザイク壁画が披露されました。今年度の文化祭のテーマ「愛」にちなんで花を持った子供の写真を原画としました。8.5ｍ×8.5ｍの壁画は学校初の試みで、2.5㎝角の16色の色画用紙を１人100枚ずつ貼り合わせて作成。これには全校生徒と職員が夏休みに全員で参加しました。
当日は、中庭で全校生徒が見守る中、壁画が上からソロリと降ろされると「ワーッ！」という歓声が起こり、感動的だったとのこと。大勢の来場者にも評判が良く、地元新聞社、テレビにも取り上げられました。
生徒会新聞より（星輝祭実行委員３年）
星輝祭本番までの道のりはそれはそれは険しいものでした。思えば、４月から星輝祭プロジェクトチームとしての活動をスタートしました。今年は佐原高校創立百周年ということで、何か新しい企画をやるか、やるまいかの決定から、壁画にする題材を何にすればいいのか、幾度となく繰り返された議論の末、この写真を壁画にすることが決定しました。
夏休みの登校日に先生方、全校生徒、皆で協力して見事に完成させることができました。星輝祭当日、壁画を屋上から下ろした瞬間、佐原高生全員から歓声が沸き起こり、佐原の街がどよめき、星輝祭の熱意を強く感じとりました。
その時、僕の目頭には熱いものがこみ上げてきたのは言うまでもありません。みんなで一つのものをつくり上げたことがうれしかったのです。まさにワンフォアオールでした。
作品データ
２０００年９月１４・１５日発表千葉県立佐原高等学校生徒会
モザイク壁画
３４０×３４０（ピクセル）×１６（色）