滋賀県大津市立石山中学校文化祭「石山フェスタ」作品
★南郷洗堰★

元々は学年の出し物として、2000年度からは全校の取り組みとして、モザイク壁画にチャレンジしています。この企画は毎年生徒に「感動体験」を与え続けてきました。毎年、横7m×縦10mの大作は地元の市民にも注目されています。
生徒会では春休み前に拡大執行部会を行い、2003年度の「石山フェスタ(文化体育祭)」について議論をしてきました。生徒たちの話し合いの結果、「先輩方の遺産を継ぎ、さらに今年もモザイク壁画の大作に是非チャレンジしたい!」「2001年度の石山寺山門、2002年度の瀬田唐橋のような、みんな知っている場所の写真をシリーズ化していきたい」ということになり、「南郷洗堰(なんごうあらいぜき)」を制作することになりました。

今年の貼り絵は、少し失敗したところもあったのですが、私たちにとっては最高の思い出になりました。
貼り絵の作業ではいろいろアクシデントがあったり、じゃまする人がいたり、すごく大変でした。でも、貼り絵のメンバーみんなと力を合わせて作業できたと思います。
特に、(執行部の)二年生の二人がすごくがんばってやってくれて、三年が何人か抜けていたときにはすごく助かりました。
私たちには、これで最後の貼り絵なので前の貼り絵よりもっとよいものにしようと思ったのですが、何か所か色が違ってしまっているのに貼り付けてあって、飾ったときに気付いたところが(ほんの一部ですが)あるのですが、これもまたいいのでは、と思い、これを最高の思い出にしたいと思います。(3年 I・Y)
貼り絵に携わること早3年。中学一年のときは、ほんの手伝いに過ぎなかったけれど、二年で製作担当の一員になり、三年で貼り絵担当のリーダーになりました。この3年間の貼り絵は私の執行部員としての成長の証。執行部引退を目の前にして、貼り絵をそんな風に考えています。絵柄にするものを考え、写真を撮り、色紙や台紙をそろえて全校で取り組む。全校生徒から集められた台紙を並べ、足りない部分や間違いに手を加えていき貼り合わせる。文章にすると短く簡単ですが、そこには貼り絵担当のドラマがありました。そしてドラマは、私に一つのことをやり遂げる素晴らしさ、仲間と協力してそれが完成したときの感動を教えてくれました。文化祭で披露された貼り絵を見た瞬間、鳥肌が立って嬉しさで泣きそうでした。(3年 N・A)
私は今年初めて執行部に入って貼り絵を担当しました。作業はどの作業もとてもこまかくて、毎日毎日放課後残って、1週間程度で仕上がりました。石山フェスタの当日少し穴が空いていたり貼り間違っていた点が少し見つかりましたが、校舎に掲げたときすごく感動しました。貼り絵の作業は一つ一つ大変だったけどすごくやりがいがありすごく楽しかったです。また来年も貼り絵係を担当したいと思います。また来年もよろしくお願いします。(2年 K・Y)