長崎県立平戸高等学校文化祭作品

★2−3 evolution★

 平戸高校文化祭では、横10m×縦2.6mのクラス写真を元にしたモザイク壁画が注目をあびました。同校では今年から一般公開となり、生徒からも保護者からも地域の人からも評判になったということです。
 このモザイク壁画は見事「金賞」に輝きました。

 私の初担任での文化祭というのもあって、どんなものをしようかと悩んでいたところ、このモザイク壁画のページと出会いました。これなら、みんなで力をあわせてできそうだし、自分のクラスに向いているのではないかと思い、生徒に提案しました。このページをかなり参考にさせて頂きました。ありがとうございました。


モザイク壁画全作業過程
作業1:10月10日(水)写真撮影
作業2:11日(木)〜12日(金)画像編集・設計図作成
作業3:13日(土)〜18日(木)色紙を裁断色紙に目盛りをうちました。(2cm×2cm)
全員でB4色紙を400枚切り、
2cm×2cmの色紙を65000枚ほど作りました。
作業4:19日(金)〜30日(火)設計図写しと貼り付け作業パソコンで作った設計図を台紙に写していきました。
(合計400枚:64000マス)
この設計図にしたがって色紙をひたすら貼っていきました。
作業5:31日(水)各班(5班)の台紙合わせ作業意外にずれが大きかった
(後で遠くから見ると全然わかりませんでした)
作業6:11月1日(木)補強作業
作業7:2日(金)吊り上げ作業

使用した道具
  洗濯のり、色紙(8色)、両面布テープ、布テープ、ブルーシート3枚(横3.5m×縦2.6m)、ロープ
  すべてで8千円くらいでした。



生徒の感想
・2年3組のモザイク壁画はとてもすごいものが出来てとてもうれしかったです。遠くにはなれていくと、はっきりと顔がみれたときには、感動しました。他のクラスの人から、「わぁ、すごい」とほれられてすごくうれしかったし、もっと他の人には、自慢したいと思いました。今年文化祭の「モザイク壁画」は最高の思い出になりました。

・本当に写真みたくなるのかなぁと思っていたけど、誰が誰なのかすぐわかってすごかったです。途中やぐらしいとか思ったけど最後までみんなでして良かったと思います。

・モザイク壁画が完成して、とっても感動した。実際の写真がそのまんまのような気がした。輝樹先生の眼鏡もわかったし、みんなの笑っている顔や、学校の校章もきれいにわかっていた。とってもビックリしたし、できたときは、つい口元がかなりにやけてしまった。

・化学教室で組み立てたとき、やっとやっとはじめてどういうものかわかってカンドーでした。今回した「モザイク壁画」は大規模な作業で今まで見たことがなかったので、いい思い出になりました。今回の作業で2−3が一致団結したような気がしました。みんなお疲れさまでした。

・完成したのを遠くで見たら、誰が誰なのかがハッキリとわかったので「わぁ、すごい」と思わず言ってしまいました。作品を作っているときは何がなんだかわからず、次第にやる気も失せてきたのですが、4班が完成し、並べたのを見て、再びやる気が出ました。

・色紙をはった台紙をはりあわせた時、1つの2−3の写真になり感動しました。大変だったけど完成することができてとても良かったです。

・私は5班の班長としてはあまり頼りにはならなかったけど、私は私なりにがんばったつもりです。モザイク壁画の完成した姿を見たら、すごくがんばったなと実感しました。モザイク壁画を見てくれた人からすごいと言われた時は、うれしかったです。私たちにとっては完成したことがすごくいい結果だと思います。

・「モザイク壁画をする」と聞いたとき、本当にそういうのが私たちにできるのかな?と思っていました。作業をしていくうちに、やる気もでてきて、完成させたい!と思いました。遅くまで残ってしたかいがあり、ちゃんと完成して良かったです。体育館につるしたとき、みんなで頑張ったかいがあったなぁと思いました。

・少しうちの班は遅れていたので、全部できるのか不安だったけど、みんなに手伝ってもらってできたので感謝しています。

・完成して体育館に貼り付けたとき、これは、すごいものができた。と思いました。僕はやり遂げたという気持ちでいっぱいになりました。


作品データ

2001年11月4日発表
長崎県立平戸高等学校2年3組
モザイク壁画
500×128(ピクセル)×8(色)