岐阜県清翔高等学校文化祭作品
★珊瑚の海への誘い★

「珊瑚の海への誘い」“もぎたての感動”をありがとう!
直径2ミリ、長さ65ミリ、いつも脇役の爪楊枝。その爪楊枝たちが高校生27名と教師1名に素敵なドラマと“もぎたての感動”をプレゼントしてくれた。48600本の爪楊枝が集合し整列した様は、まさに見る者を圧倒した。爪楊枝点描画である。
爪楊枝点描画“珊瑚の海への誘い” (クリスチャン・リーズ・ラッセンの作品「ミラクルオブライフ」が原画)が完成したのは2003年10月10日、文化祭の2週間も前であった。
見る角度、位置によって様々な顔をする爪楊枝の繊細さとその輝きに自然に見る者の口元から感嘆の声が漏れる。斜めから光をあててみるとまるで満天の空に輝く星をイメージさせる。一方、遠く離れてから見る様はまさに深海である。22日クラスの実行委員たちは、展示室の飾り付けを終えた後、作品からかもし出されるオーラの余韻にしばらく浸っていた。
有難いことに、この爪楊枝点描画が如何に素敵なものであったかをアンケート用紙に載せられた活字たちが語っていた。
この作品をご覧頂いた方からのメッセージ
「あまりの素晴らしさに感動したわ。一本一本丁寧な作業でクラスのまとまりを感じました。」
「本当にラッセンの絵を文字通り浮き上がらせて、とても幻想的な作品に仕上がっていると思います。」
「校内に異空間を感じ取ることができました。」
「ホッとするような夢の中にいるような、俗に言う“いやしの世界”ですね。素晴しい演出と今日までの努力に敬服します。」
「見る位置によって絵の表情が変化するのがまたいい。」
「クラスが一つになっていることに感動しました。」
「中学生の夏休みの宿題にさせてみたい。」
「作品がすごすぎて他に目がいかなかった」
「スゴイナア・・・いつか挑戦してみよう。」
「是非、どこかにずっと保管して欲しい。」
「案内の生徒も大変ていねいですばらしかったです。」
「制作過程から見ていました。努力に感服しました。」
「立体感とそこから伝わる生徒の努力の日々をとても素敵に思いました。」


作品データ

岐阜県清翔高等学校2年商業科2組
爪楊枝点描画
270×180(ピクセル)×8(色)