島根県邑智郡邑智町立邑智中学校文化祭作品

★宇多田ヒカル★

 島根県にある邑智中学校の爪楊枝点描画は今最も注目を集めている音楽アーティストの写真を題材にした作品です。製作日数は約2週間。休日も作業をして作り上げました。
 当日は同校体育館に設置し、多くの来場者の注目を集めました。クラス25名で仕上げた力作は大変な評判で、1週間後に町の「産業祭」に出品することになりました。


生徒の感想
 文化祭2週間以上前から色をつけ始めていたのに色付けが間に合わなくなってきたときは本当に不安でした。だけどたくさんの人が遅くまで協力してくれたお陰で素晴らしい展示ができたと思います。このクラス25人、先生も入れて26人だからあんなにいい展示ができたんだと思います。1人でもいなかったらきっとあんなに感動する作品にならなかったと思います 。

 みんながバタバタしている所とか見てると、「あっなんか一つになってる」って気がしました。はじめはあんなすごいのができると思ってなかったので、できた時感激しました。7日までに完成するとも思っていなかったし、バラバラだと絵にもなってなかったから失敗だと思っていました。最後まで頑張れてよかったです。

 なんかすっごいこと(町の産業祭に出品されたり新聞に取り上げてもらったりしました)になってきたのでうれしい。おまけにみんなが誉めてくれたからよかった。こんなことまたできたらいいなあ。

 3年目にして一番苦労した作品だったように思う。主に色付けをしていて、刺す人のペースの速さに泣きそうになった時もあった。色付けはあまりにも辛かった・・・。前日の7:30までかけて作品を作ったけど、7:00ぐらいにまだできていない「宇多田ヒカル」を見た時、もうダメだと思ってしまった。今思うとよく30分であそこまでできたもんだと思う。完成した時の感動は本当にうれしかった。もっとうれしかったのは、クラス全員で、出来映えをほめることができたこと。クラス全員がひとつになった!と思った。「宇多田ヒカル」はしょっちゅう見ているけど、あれほど素晴らしい「宇多田ヒカル」は初めてのような・・・


作品データ

1999年11月7日発表
島根県邑智町立邑智中学校3年1組
爪楊枝点描画
180×180(ピクセル)×16(色)